BLOG 高機能天井材リフォームの様子を紹介します。
新築マンションのピアノ用のお部屋の湿気対策
新築マンションの1階に入居された、城東区のT様ご夫妻。
この北側のお部屋に、実家にあるグランドピアノを移したいとのことでした。
聞くところによると、グランドピアノは階下への音の配慮が必要ということで、1階の角部屋を購入されたそうです。
しかし、問題なのは音対策だけではありませんでした。楽器に湿気は大敵。
新築マンションの1階は湿気対策が重要なことをご存じだったご夫妻が、施工を希望された天井材がこちら。
DAIKENクリアトーン12SⅡ
DAIKENの人気天井材クリアトーンです。
この小さな穴が湿気を吸放湿。
湿気は上にのぼる特性があるので、天井にこういった高機能建材を採用するのはとても理にかなっていると思います。
調湿機能だけではなく、消臭効果もあり。
また、今回採用のクリアトーンは吸音性能もあるタイプで反響音を抑える効果もあることが、ピアノを演奏されるT様夫妻の採用理由でした。
施工したのはクロス職人さん
今日、現場に入ってくれているのは、実は腕のいいクロス屋さん。
クリアトーンの継ぎ目を調整しながらキレイに貼れるのは、大工さんよりクロス屋のTさん!と確信し、依頼しました。
まずは、部屋の寸法を計測。
マンションは梁が出ている箇所が多いので、長手・短手それぞれしっかり計ります。
1枚のクリアトーンに溝が一カ所入っており、貼ると正方形が並んだようになるデザインです。
どう貼っていくのが一番材料を無駄にせず、かつ美しく見えるかを検討。
美しく自然な仕上がりになるよう丁寧に施工
歪みが出ないよう、端から端まで隙間なく貼り合わせていきます。
現場にいる間は、僕も職人さんの手元として動きます。
照明と熱感知器が自然に納まるよう、クリアトーンを細かくカットしながら対応。
どんな仕上がりになるかは、お施主様の感想とともに施工事例で紹介したいと思います。
湿気対策に興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。